酒さ・酒さ様皮膚炎には馬油がいい?馬油の効能を徹底調査!

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酒さ・酒さ様皮膚炎には馬油がいい?馬油の効能を徹底調査!

酒さ,化粧水

 

馬油(ばーゆ)は、酒さや酒さ様皮膚炎にいいといわれています。確かに抗炎症作用や保湿効果など、肌によさそうなですが、調べていると、確かに肌を保護し鎮静作用がある馬油は酒さや酒さ様皮膚炎には頼もしい存在ですが、それだけではスキンケアとしては不十分な点もあることがわかりました。

 

そこで、酒さや酒さ様皮膚炎における馬油の効果や、馬油では補えない点などを詳しくまとめてみました。

 

 

馬油の効能

 

馬油は人間の皮脂と近い成分なので、肌なじみがよく浸透力もあります。

 

【主な馬油の効能】

  • 抗酸化作用
  • 殺菌作用
  • 抗炎症作用
  • 血行促進作用
  • 保湿効果

 

抗炎症作用はもちろん、殺菌、抗酸化作用まであるのはうれしい限り!酒さや酒さ様皮膚炎の炎症を起こしている肌には有難い効果ばかりですね。

 

ただし血行促進作用は、酒さや酒さ様皮膚炎を悪化させる場合があります。血行が促進されるということは、肌温度が上昇するということ。血の巡りがよくなることで皮膚温度があがり、それにより熱がこもって逆に炎症が促進されてしまう場合がありますので、注意が必要です。

 

酒さ様皮膚炎に保湿は必要?

 

馬油の効能の1つに保湿効果があげられます。ですが酒さ様皮膚炎を発症した肌は「保湿は厳禁」ともいわれています。これはある意味正しく、ある意味正しくありません。
「保湿」には、実は2種類あるんです。

  • 肌に潤いを与える保湿
  • 肌が乾燥しないよう守る保湿

馬油ができる保湿は、2番目の「肌が乾燥しないよう守る保湿」です。

 

そして、「保湿は厳禁」といわれているのは「肌に潤いを与える保湿」の方です。

 

ステロイドの使用をやめた直後の酒さ様皮膚炎は、個人差はありますが、炎症がはげしく肌に熱を持つなど、とても敏感な状態です。そんな時に化粧水などで「潤いを与える保湿」をすると、肌内部に浸透した化粧水の成分に反応して炎症を引き起こしてしまう恐れがあるからです。また、肌に熱をもっている状態で「潤いを与える保湿」を行うと、肌に熱を閉じ込めてしまい逆に肌内部の水分が蒸発しやすくなるともいわれています。
もちろん、肌の状態には個人差がありますので、「潤いを与える保湿」が絶対にダメなわけではありません。ただ、そういう恐れがあるということを頭に入れておく必要はあると思います。

 

ステロイド離脱直後の酒さ様皮膚炎は、「肌が乾燥しないよう守る保湿」で肌を保護することが多いようです。皮膚科などでは、ワセリンが処方されるようですね。これは、「肌内部に浸透せず表面にとどまる」というワセリンの性質によるものと思います。表面にとどまるので、肌内部に浸透し刺激するといったことがないためです。

 

馬油は、肌を乾燥から守りつつ、抗炎症作用や殺菌作用も期待できますね。ただし、馬油は人に近い皮脂成分で刺激は少ないといわれていますが、浸透力があるためいきなり患部に塗ることは避けたほうがいいようです。まずは、患部に近い炎症を起こしていない部分から使いはじめ様子を見ながら、徐々にならしていくことがおすすめです。

 

馬油に保湿成分セラミドは含まれる?

 

馬油が保湿にいいと聞くと、肌がしっとり潤うイメージがあります。ですが馬油ができる保湿の役割は、肌の皮脂膜と同じ「肌を乾燥から守る保湿」です。肌に潤いを与えることはできません。

 

また、馬油にはセラミドが含まれると考える方もいらっしゃるようですが、それはどうも違うようです。
化粧水に配合されるセラミドには「天然セラミド」「ヒト型セラミド」「合成セラミド」「植物性セラミド」の4種類あります。この中で「天然セラミド」は馬などの脳や脊髄から抽出したものなので、馬油にもセラミドが含まれると思ってしまうようです。

 

ですが、馬油は馬の全身の脂肪を原料にしたもの、天然セラミドは馬の脳や脊髄から抽出したものなので、採取した場所が違います。

 

また馬からとれる天然セラミドは量が少ないため、効果が出るほどに配合するとかなり高価になるようです。そう考えると、馬油にはセラミドが配合されているとは考えにくく、含まれていてもいても微量と考えられます。

 

ですので、酒さや炎症が落ち着いてきたころの酒さ様皮膚炎には、馬油以外で「潤いを与える保湿」をしていかないと、お肌の乾燥がいつまでたっても改善しません。

 

 

酒さや酒さ様皮膚炎にとって、馬油では「潤いを与える保湿」という点では不十分なんですね。


 

馬油を使ったスキンケア

 

酒さ様皮膚炎のスキンケアは症状によって対応を変える必要があります。ステロイドの使用をやめた直後の酒さ様皮膚炎は副作用がひどく、通常のスキンケアはうけつけない状態です。その時期には特別のケアが必要です。

 

ステロイド離脱直後の酒さ様皮膚炎のスキンケア

 

ステロイド離脱直後は肌がとても敏感で炎症もひどい時期。この時期のスキンケアはとにかく刺激をしないことが1番大切です。ですので、何もしないという方もいるほど。肌のひきつれる感じを和らげるためにワセリンで保護することもあります、あくまでも基本は、あまりあれこれいじらないことです。馬油を使う場合は、いきなり炎症部分に使うのではなく、炎症部分に近い箇所から試していくことがおススメです。

 

酒さ・炎症が落ち着いた酒さ様皮膚炎のスキンケア

 

酒さや酒さ様皮膚炎のひどい炎症が落ち着いてきたら、徐々にスキンケアアイテムを増やして、肌を健康な状態に戻していくことも大切です。
この時期の酒さ様皮膚炎や酒さは、肌のバリア機能が低下している状態です。肌のバリア機能は、外部から刺激が侵入しないように守ったり、肌の水分が乾燥しないようにする働きをしています。

 

このバリア機能が低下すると、外部からの刺激を受け毛細血管が炎症を起こしてしまいます。そして炎症を起こした毛細血管が拡張し血液量が増え、それが肌から透けてみえ、肌に赤みがでてしまいます。

 

また、肌内部の水分が蒸発し乾燥すると、皮脂が代わりを務めようと皮脂の分泌が過剰になってしまいます。そのため、乾燥しているのに、なんだかオイリーな肌になってしまいます。

 

肌のバリア機能を高めるためにはしっかり「肌に潤いを与える保湿」をすることがおすすめです。潤いといっても、単に水分を与えるのではなく、水分を保持することができる保湿成分を補うことがポイントです。高保湿成分として有名なのは、セラミドです。肌内部を保湿成分で満たすことで、刺激が侵入する隙間がなくなり、また水分が蒸発しにくくなります。

 

馬油だけでは、肌の潤いを補うことができません。化粧水などでしっかり「潤いを与えたる保湿馬」を行った後、馬油を使い「肌を乾燥から守る保湿」をすることが理想です。

 

 

炎症がおちついたら、保湿ケアが大切になってきますね。バリア機能の低下は酒さ様皮膚炎だけでなく、すべての肌トラブルの原因に!健康な肌を目指すならバリア機能を高めることが必要です。


 

酒さ様皮膚炎におススメの化粧品

 

しっかり保湿をしてバリア機能を高めることが大切、といわれてもどんな化粧品を使えばいいのか悩みどころ。どんなに保湿効果があっても刺激が強ければ、肌が弱っている酒さ様皮膚炎の方には合わないことも。
そこでおススメしたいのは、「赤ら顔専用化粧品」です。赤ら顔専用化粧品というだけあり、通常の化粧品とは成分からして違います。

  • 毛細血管の拡張を抑える成分
  • 浸透性のよい保湿成分配合
  • できる限り無添加・または完全無添加
  • 全額返金保障つき

こういった特徴があります。

 

「毛細血管」に働きかける成分が配合されているところなどは、やはり赤ら顔に特化した化粧品だなと思います。また、肌に負担がかからないよう、できる限り無添加でつくられているところや、万が一肌に合わない場合は、全額返金保障付きで返品できるとこでおも魅力です。
酒さで悩んできた私が実際に使ってみてよかった化粧品を厳選してご紹介しているものがありますので、もしよろしかったら参考になさってみてくださいね。

 

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